イオレは、同社が運営するグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用している、小学生の子どもを持つ子育て世帯を対象に実施した、子どもの学習環境に関するアンケート調査の結果を11月21日に発表した。同調査は、10月13日~28日の期間に行われ、305名から有効回答を得ている。
調査対象者に、学校外での学習について尋ねたところ、「学習塾」(36.1%)がもっとも多く、「通信教育などの学習テキスト」(30.8%)、「YouTubeやアプリなどの無料学習ツール」(13.4%)、「オンラインでの有料学習ツール」(10.2%)がそれに続いた。
学校外での勉強時間を尋ねた質問では、「5時間未満」が7割超を占めている。
学校外での学習として「学習塾」を挙げた人に、いつから塾に通わせているかを尋ねたところ、「1年生の1学期」が他を大きく引き離して最多となった。
通塾頻度は、小学1年生で「週3回以上」が35.6%に達し、他の学年と比較して高い傾向にある。
塾の授業形態では「集団学習」が半数超を占めており、現在子どもが通っている塾を知ったきっかけとしては、「口コミ」という回答が上位にある。
子どもが現在通っている塾を選んだ決め手としては、「自宅からの距離や交通の便がよかった」「子どもが気に入った」が上位を占めている。
自身の子どもが現在、塾に通っていないと答えた人に、その理由を尋ねた質問では、「まだ通わせる時期ではない」「勉強以外に時間を使ってほしい」という回答が上位となる一方で、「どの塾がいいのか迷っているから」(10.3%)という回答もみられた。
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