日本航空(JAL)と80&Companyは、教員向けに無償で教材を提供するプラットフォーム「TOUCH+」にて、全国の小学生を対象としたエデュテイメント型授業を実現するアクティブラーニング教材「JALの謎解き×チームビルディング」を、11月17日にリリースした。
「JALの謎解き×チームビルディング」は、航空会社の仕事をテーマにしたナゾ解きを通して「チームワーク」について学べる教材。対象は全国の小学5~6年生となっている。現役教員からのヒアリングによって、教員による使いやすさを追求しており、授業スライド・ワークシート・指導案・授業台本のすべてを公式サイトから無償でダウンロードでき、学校の授業をはじめとするさまざまな教育現場で使える。
子どもたちが協力しながらナゾ解きミッションにチャレンジし、それをクリアしていくことでチームワークや協力の重要性に気付く、ワークショップ形式の授業となっており、振り返りの時間では「どうして謎が解けたのか」を考えることで、子どもたちの納得感や理解度が高い状態をつくれる。
教材のストーリーでは、子どもたちは航空会社の新人となり、よりグローバル化が加速した数年後の社会というリアリティのある設定の中で、授業内での自身に合った航空会社の職種選択を通して、航空業界への興味、関係する職種への関心を引き出す。
遊びながら学べる能動性の高い授業を通じて、工夫や試行錯誤が自然と生まれやすく、考える力の育成も見込める。
さらに、係や当番、委員会といった協力やグループ内での役割分担が求められる活動の前に実施することで、1つのことに複数人で取り組む理由や、役割分担をすることのメリットをより理解した上で、グループ活動を行うことが可能になる。
授業内容は、1コマ(45分)または2コマ(90分)のどちらで実施するかを選べるので、年度途中からも実施に向けた検討がしやすく、突然の空きコマでも実施できる。また、ナゾ解きがベースとなったエンターテイメント性の高い授業なので、児童同士の距離を縮めるためのアイスブレイクや、学年末の思い出づくりといった、子どもたちのコミュニケーション活性化にも役立つ。
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