みんなのコードは、世界的に実施される「Computer Science Education Week(コンピュータサイエンス教育週間)」およびコンピュータサイエンス教育の普及活動「Hour of Code(アワー・オブ・コード)」に賛同し、教育関係者向けオンラインイベント「日本の情報教育の未来について考えよう!」を、12月5日~11日に開催する。参加費は無料。
日本の情報教育では、2020年度に小学校、2021年度に中学校、2022年度には高等学校でプログラミング教育が拡充・必修化され、2025年度には大学入試共通テストに教科「情報」が導入されるなど、その重要性が認識されている。
一方で「なぜすべての子どもに情報教育が必要なの?」「本当に社会に出てから役に立つ内容なの?」「情報教育はIT人材育成のためなのでは?」など疑問の声もある。
そこで同イベントでは、文部科学省で情報教育の振興などを担当する学校デジタル化プロジェクト チームリーダーの武藤久慶氏、全国に先駆けて小中学校でプログラミング教育を実施した加賀市教育長の島谷千春氏、横浜美術大学のビジュアルコミュニケーションデザインコースなどで情報教育を推進する浅川正樹教授、Z世代をメインターゲットに置くSHIBUYA109エンタテイメント 代表取締役社長の石川あゆみ氏が登壇し、行政、地方教育現場、大学、産業界、それぞれの立場から現在の動向や情報教育の重要性、将来のビジョンについて話す。
今の学校教育に求められる役割は何か、子どもたちが生きていくこれからの日本社会をどのように考え行動すべきなのかなどについて一緒に考える機会となっている。
開催日時は12月5日~11日の10時~18時で、YouTubeで限定公開される。期間中はいつでも視聴が可能。参加対象は情報教育に携わる学校関係者、その他教育関係者。参加には事前の申し込みが必要で、締め切りは12月4日の18時となる。
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