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24年卒学生、約7割が現在の学生生活に満足の一方、「コロナ禍で何もできなかった」との意見も【学情調査】

 学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「学生生活の満足度」に関する調査の結果を11月15日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して、10月21日~11月8日の期間に行われ、430名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、現在の学生生活に満足しているかを尋ねたところ、「満足している」という回答は30.9%で、「どちらかと言うと満足している」(39.8%)を合わせると、7割超の学生が現在の学生生活に満足していることがわかった。

 学生からは、「大学1・2年生のときと比較すると、キャンパスに通うことができている」「3年生になってから、アルバイトや友だちとの交流など、大学の授業以外も充実させることができている」「思い描いていた学生生活とは異なるものの、大学の授業やゼミに集中して打ち込むことができている」といった意見が寄せられている。

 一方で、「コロナ禍で1・2年生のときはキャンパスに通うことができなかった」「オンライン授業で友だちができないまま3年生になってしまった」「サークルや留学などやりたいことはたくさんあったが、コロナ禍で何もできないまま、就職活動になってしまった」といった意見もみられた。

 学生生活で力を入れていることとしては(複数回答)、「大学の授業」(50.9%)がもっとも多く、以下「アルバイト」(44.4%)、「ゼミ・研究室」(36.0%)が続いている。「異文化交流」は8.6%に留まった。

 今年度に力を入れて取り組みたいことを尋ねた質問(複数回答)では、「就職活動準備」(53.7%)が最多となり、以下「ゼミ・研究室」(44.0%)、「大学の授業」(41.2%)、「資格取得のための勉強」(39.5%)が続いている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/8446 2022/11/16 13:55

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