ニフティは、同社の運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象に実施した、「読書」に関するアンケート調査の結果を10月26日に発表した。同調査は、9月2日~26日の期間に行われ、1565名から有効回答を得ている。
調査対象者に、マンガ以外の本を読むのが好きかを尋ねたところ、「大好き」(58%)と「好き」(32%)を合わせた割合が90%に達した。
マンガを読むのは好きかを尋ねた質問では、「大好き」が53%、「好き」が32%を占めている。
マンガや教科書を除いて1カ月に読む本の量としては、小学生では「16冊以上(それ以上)」(31%)がもっとも多かった。中学生では「2~3冊」(29%)が最多となり、「0~1冊」(18%)がそれに続いている。
1カ月に読むマンガの量は、小学生では「16冊以上(それ以上)」、中学生では「0~1冊」が最多となった。
本を現物(紙の本)で読むか、スマートフォンアプリ(電子書籍)で読むかを尋ねたところ、多くが紙の本で読んでおり、紙の本と電子書籍を併用しているという回答も約3割に達している。
マンガを現物(紙の本)で読むか、スマートフォンアプリ(電子書籍)で読むかを尋ねた質問では、紙の本が半数超を占めた。電子書籍は紙の本との併用と合わせて43%となっている。
学校の図書館で本を借りるかを尋ねたところ、小学生は「月に3~5冊」、中学生は「まったく借りない」という回答が最多となった。
学校で、朝読書の時間があるかを尋ねた質問では、7割超が「ある」と答えている。
芥川賞や直木賞の受賞作品を読んだ経験があるかを尋ねたところ、読んだ経験が「ある」という回答は、小学生で12%、中学生で21%だった。読んだことのある作品としては、『推し、燃ゆ』『火花』『おいしいごはんが食べられますように』『鍵のない夢を見る』『容疑者Xの献身』といった回答が寄せられている。
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