米ELSAは、立命館大学が複数学部にて、AIによる発音矯正サービス「ELSA Speak」を導入し、英語教育のDXを目指した大規模な実証授業を開始することを、10月18日に発表した。
同実証は、生命科学部の山中司教授、木村修平准教授、山下美朋准教授、薬学部の近藤雪絵准教授、言語教育センター三木訓子講師(大阪大学マルチリンガル教育センター助教)をはじめとする英語教員らが、最先端テクノロジーを活用した“大学における新しい英語教育の形”を模索する試みの一環として行われる。
AIによって発話に対して即時的かつ広範(発音、流暢さ、イントネーション、文法、語彙、論理性)なフィードバックを送れる「ELSA Speak」の特徴を活かすことで、大学生の語学学習への意欲を搔き立てるとともに、新しい時代の英語学習を体感してもらいたいとの想いから実施に至っている。
同実証では、「ELSA Speak」を大学の授業で活用することによって、学習成果や学習意欲にどのような変化を引き起こすのかを検証。日本人英語学習者が持つ発話への恐れや不安感を払拭し、より質の高いプレゼンテーション能力を養い、社会で使える英語スキルを学生自身が能動的に体得する授業を目指す。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア