ミラボと教育ネットは、両社が共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した「第1回全国統一タイピングスキル調査」の結果を、10月11日に一部公開した。同調査は、小学1年生~中学3年生6813名に対して、6月~7月に行われている。
調査結果によれば、1分間あたりの正しい入力文字数は、学年が上がるにつれて増加の傾向にあることがわかっており、文部科学省が2015年に実施した情報活用能力調査と比較しても、同調査では大幅に入力文字数が増えていることが明らかになった。
日本語の入力文字数が50文字以上に達する割合は、小学6年生以上で半数超となっている。
タイピングスキルは大幅に伸びている一方で、タイピングスキルは個人差が大きいことも明らかになっており、1分間あたりの正しい入力文字数が少なく、入力速度が遅い児童・生徒が一定数いることから、苦手意識を持つことなくスムーズにスキルを向上させることが課題といえる。
なお、10月13日10時~10時30分、18時~19時、15日10時~10時30分には、教職員・教育委員会の関係者を対象にした、「第1回全国統一タイピングスキル調査」の結果報告・意見交換のためのセミナーがオンライン開催される。参加費は無料で、事前登録が必要。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア