okkeは、高校生の学習塾向けテスト作成ツール「Dr.okke(ドクターオッケ)」をリリースした。これに伴い、現在無料トライアルの申し込みを受け付けている。
高校の学習範囲は中学の範囲よりも圧倒的に広く、知識のインプットに多くの時間が取られ、その結果「理解しているつもりが定着していない」状態が発生しやすい。
また、学力の個人差も大きく、生徒と話をする機会を作っても「学力が定着しているのかどうか」がなかなか判断できず、講師や生徒にとって「何をやったらいいか」を計画しにくい。一方で、アウトプットの機会は限られており、リソースの足りない学習塾ではテストを作っても受けっぱなしで終わってしまうのが現状となっている。
これらの課題を解決すべく、講師が一瞬でテストを作成・配信・管理できる高校生の学習塾向けのツール「Dr.okke」を開発した。
機能を絞り込んだ、どんな講師でも使いやすいシンプルなUIで、テスト作成の際の負担を軽減。生徒と話しながらでもすぐにピンポイントにテストを作成・配信できる。集団クラスへの配信や、再テストの実施、作成済みテストへの生徒追加などもすぐにできる。
また、自動採点ですぐに結果が出るため生徒とのコミュニケーションが取りやすく、生徒にとっても「理解しているつもりでも解けない」ことを自分で経験することで学びが自分ごと化されるとともに、客観的な目標ができて主体的に学ぶモチベーションにつながる。
さらに、過去のテストの内容は自動でデータとして蓄積される。保護者面談の際に塾での取り組みをデータで示すことが可能なため、保護者の納得感も高まる。
同社では、「Dr.okke」のテストバージョンを数カ月間複数の塾に利用してもらってきた。学年やレベルを問わず学校の勉強のサポートや受験対策に活用され、その結果として実際に学力やコミュニケーションの向上につながっており、今回の一般リリースに至った。
現在、1カ月の無料トライアル期間を設けており、公式ページより申し込みが可能となっている。
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