マイナビは、2024年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」の結果を9月15日に発表した。同調査は、8月20日~31日の期間に行われ、3229名(文系男子:525名、文系女子:1420名、理系男子:557名、理系女子:727名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、8月時点でのインターンシップ・ワンデー仕事体験の累計参加率は対前年比5.6ポイント増の79.5%だった。
8月に、インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した割合は72.9%で、7月と比較して29.6ポイント増加している。
8月に参加したプログラムとしては、Web・対面ともに7月と同様で「業界・企業・仕事内容の説明」「ガイダンス」が上位を占めた。対面では「実務体験」「現場社員との座談会・交流会」「会社見学・工場見学」といった、実際の仕事や職場体験型のものが特に増加している。
インターンシップに参加する際の服装は「スーツ参加・私服参加など、企業から指定してほしい」が90.6%を占めた。
実際に参加した際の服装としては、Web・対面ともに「スーツ」がもっとも多く、とりわけ「企業側から指定があったためスーツ」は対面開催の方がWebよりも多い。
インターンシップに参加してギャップを感じたことがあるかを尋ねたところ、「ギャップはなかった」(61.7%)が最多となり、「どちらかというとよいギャップを感じた」(34.8%)がそれに続いた。
内容については、「よいギャップがあった」と答えた学生からは、「業界や仕事内容への先入観と違った」という意見が多く、「インターンシップ・ワンデー仕事体験そのものに対するイメージが変わった」という意見も寄せられている。一方で「悪いギャップがあった」と答えた学生からは、「事前に公表されていた情報と違った」「あやふやな情報しか得られなかった」といった意見がみられた。
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