あなたの学校も当てはまる!? Google 推奨「チェンジマネジメント」4つの反応とは?
2019年12月に文部科学省がGIGAスクール構想を発表してから、もうすぐ丸3年。新型コロナウイルスの影響もあり、本来5カ年計画であったGIGAスクール構想が急ピッチで進められ、先生方にとっても子どもたちにとっても前例がないと言えるほどさまざまな変化がありました。
1人1台端末の配備や高速大容量の通信ネットワークの整備、各種クラウド環境がそろい、多くの学校ではICTの「活用フェーズ」を迎える一方で、学校や先生によってICTの浸透度合い(活用方法や頻度、必要性、関心など)に差が出てきているのも事実です。
Google が推奨する「チェンジマネジメント」では、GIGAスクール構想のように組織にとって何らかの大きな変化がある際に、主に4つの反応が起きると言われています。
これは Chromebook を導入した組織だけに当てはまるものではなく、Windows PCやiPadを導入した自治体でも同様に当てはまります。
ご自身の学校ではいかがでしょうか? 例えば教育現場に照らし合わせると、
- 元々ICTが得意、ICT推進に興味がある、またはチャレンジしてみようとする先生(前向き思考)
- ICT推進の意味や重要性は理解できるが、率先するというよりはほかの先生や他校の動向を見てから自身のあり方を決めようとする先生(傍観者思考)
- これまでの教育がないがしろにされる不安から、急激なプレッシャーを感じてICT推進に抵抗する先生(反発思考)
- さらなる業務過多や苦手分野を強制されたと感じて困惑する先生(パニック思考)
と、主に4つの反応に分かれるのではないでしょうか。
これは教育現場特有のものではなく、大きな変化が起きた際に必ず組織で起きるものと言われています。自然反応は必ず起きるものとして、それぞれの反応にどのように対応していけばいいのか、そのアプローチが Google が推奨している「チェンジマネジメント」です。