学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内定式」に関するアンケート調査結果を9月13日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、8月22日~9月4日の期間に行われ、348名から有効回答を得ている。
調査対象者に、どのような形式で内定式に参加したいかを尋ねたところ、「実際に内定先企業に訪問して参加したい」(38.8%)がもっとも多く、「どちらかと言えば、実際に内定先企業に訪問して参加」(28.2%)と合わせると、約7割がリアルでの内定式を希望していることがわかった。学生からは、「内定者同士で交流したい」「選考はほとんどオンラインだったので、直接企業に訪問し雰囲気を掴みたい」「人生で一度の機会だから」「リアルで参加したほうが、半年後に社会人になる実感を持てると思う」といった意見が寄せられている。
内定先の社員や内定者とリアルで話す機会があると、内定承諾や内定辞退の判断にプラスになるかを尋ねた質問では、「プラスになる」とする回答が84.5%を占めた。学生からは、「直接話すことができたらミスマッチが起こりにくいと思う」「一緒に仕事をする人と直接話をして入社するかを決めたい」「実際に、職場のリアルな雰囲気を知りたい」「説明会や面接だけではわからない、企業の日常を知れるとより納得感を持って入社意思を固められると思う」といった意見が寄せられている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア