学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関する調査結果を9月6日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、8月26日~31日の期間に行われ、403名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、8月末時点の内々定率は86.4%で、前月から5.4ポイント増加し、前年同時期を2.9ポイント上回った。
就職活動を継続中の学生は26.4%と、前月から9.2ポイント下落した。文理別の継続率は文系が31.6%、理系が17.3%と、文系学生の方が理系学生よりも就職活動を続けている割合が高い。なお、理系の活動率は前年を1.8ポイント下回っており、前年度よりも早い段階で就職活動を終えていることがうかがえる。
内々定を獲得した企業への応募のきっかけを尋ねたところ、「就職サイト(インターンシップサイト)で知って」(64.3%)がもっとも多く、「大学のキャリアセンターからの紹介」(6.3%)が前月から大きく増えた。
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