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社会で必要なコミュニケーション力と、その育て方とは?

高校卒業時の学生が抱えがちなコミュニケーションの課題とは? 4タイプに分けて解説

社会で必要なコミュニケーション力と、その育て方とは? 第2回

 これから社会に出る大学生に求められるコミュニケーション力とはどのようなものなのか、そして、その「力」(スキル)を彼らにいかに伝え、トレーニングしていくのかを、ひも解いていく連載の第2回をお届けします。前回は、社会で必要なコミュニケーション力について解説しました。今回は、高校卒業時の学生が抱えがちなコミュニケーションの課題を、4つのタイプに分けて紹介します。

「コミュニケーション能力はやる気があれば身につく」のか?

 まず前提として確認しておきたいことがあります。コミュニケーションの話をしていると「『自分はコミュニケーション能力が高い』と思っている人」から次のようなことを言われます。「○○(名前)はコミュニケーションしようという気持ちがないんだ。自分から話しかけてくることもめったにないし、こちらから話しても最低限の返事しかしない。話が発展しないんだよ」。

 さあみなさん、いかがでしょうか? このように思ったことはありませんか? この言葉からは「やる気がないからできない。やる気があればできるのに!」という発言者の気持ちがよくわかります。しかし実際には、やる気だけでコミュニケーションはとれません。もちろんやる気も必要です。でも方法を知らないままで、人とコミュニケーションをとることはできません。

©sato00 - stock.adobe.com
©sato00 - stock.adobe.com

 「私だってそんな方法は学んだことない」という言葉も聞こえてきそうです。その通りかもしれませんし、誰かがさりげなく教えてくれたのかもしれません。または、ご自身で試行錯誤されてきたのかもしれません。ただひとつハッキリしているのは、今コミュニケーションがとれず困っている人に、それも10代後半という身体での理解よりアタマでの理解が進んでしまっている世代に、方法論を示すことなくやる気だけで押しても、成長する可能性は極めて低いということです。

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学生が抱える「コミュニケーションの課題」4類型

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この記事の著者

坂本 聰(サカモト サトシ)

 1996年、一橋大学商学部卒業後、ヤマトシステム開発株式会社にSEとして入社。大学時代やビジネスパーソンとしてさまざまな経験を積む中で、「思考力」や「コミュニケーション力」の重要性を痛感し、子どもたちの「能力」を伸ばせる学校以外の学習の場を設けたいと構想。1999年、同社退職と同時に国語指導をベー...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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