テスティーは、MMD研究所と共同で実施した「2018年中高生のデバイス利用実態調査」の調査結果を3月26日に公開している。
同調査は2月1日~10日の期間、12歳~18歳の男女(中高生)1104名を対象にインターネット調査で実施された。
自宅にある端末について尋ねた設問では、「固定電話」(74.1%)がもっとも多く、「PC(ノート)」(57.1%)、「PC(デスクトップ)」(43.2%)がそれに続く。一方で、固定電話が自宅にないと回答した中高生(218名)のうち、23.8%が固定電話を「使ったことがない」と回答している。
また、スマートスピーカー(9.5%が自宅にあると回答)の種類については、「GoogleHome」(21.0%)、「AmazonEcho」(14.3%)、「Clova WAVE」(10.5%)の順となった。
スマートフォンを使った保護者との連絡手段については、「LINE(トーク)」(84.6%)がもっとも多く、以下「LINE(電話)」(57.3%)、「スマートフォンの電話機能(080、090)」(40.6%)という結果となっている。
自宅でのスマートフォンの操作シーンを尋ねた設問では、「自分の部屋で1人の時」(85.8%)、「家族と一緒にいる時」(63.0%)、「テレビを見ながら」(46.5%)の順となった。
家族と一緒にいるときにスマートフォンを操作すると答えた中高生(695名)に、スマートフォン操作時の家族との会話について尋ねたところ、「画面を見て操作しながら、会話もする(操作がメイン)」(58.6%)という回答がもっとも多く、「各々が好きに過ごしているので、会話はない」(26.9%)、「スマートフォンを見た情報を元に、会話をする(会話がメイン)」(14.5%)が続く。
このほか、パソコンを持っている中高生(867名)に用途を尋ねた設問では、中学生(392名)が「ネットで検索」(44.8%)、「動画視聴」(36.4%)、「あまり使わない」(23.6%)だった一方で、高校生(475名)は「ネット検索」(44.9%)、「動画視聴」(35.1%)、「WordやExcelを使う」(24.0%)と、中学生とは異なる結果となっている。
パソコンを利用してできることについては、中学生、高校生ともに「WordやExcelを使う」「音楽をモバイル端末にコピーする」「スマートフォンのデータを同期する」が上位に入っており、中学生は高校生と比較して「画像や動画を加工する」「ホームページを作る」「プログラミングをする」など、クリエイティブなことができることが多いことがわかった。
【関連リンク】
・テスティー
・MMD研究所
・「2018年中高生のデバイス利用実態調査」
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