インタツアーは、2023年卒・2024年卒学生を対象に実施した、「志望業界と夏インターンシップの調査」の結果を8月24日に発表した。同調査は、5月16日～23日の期間に行われ、654名（2023年卒学生：264名、2024年卒学生：390名）から回答を得ている。
調査対象者のうち、2024年卒学生に志望業界決定状況を尋ねたところ、「すでに決まっている」とする回答が52.3％を占めた。
2023年卒学生と、すでに志望業界が決まっている2024年卒学生に、夏インターンシップの参加を決める際に重視する項目を尋ねた質問（複数回答）では、「業界」（93.2％）がもっとも多く、以下「プログラム」（49.1％）、「知名度」（35.7％）、「オンライン開催」（32.3％）、「所要時間」（26.7％）が続いている。なお、「知り合いが働いている」（1.1％）、「友だちと一緒に参加できる」（0.4％）などはあまり重視されていない。
夏インターンシップの詳細を見て、参加をやめた理由としては（複数回答）、「特に魅力を感じなかった」（44.2％）が最多となり、「時間が長い」（27.1％）、「ES提出等の選考がある」（21.6％）といった負担感を感じたことで参加をやめたという回答や、「参加対象ではなかった（学部、学年）」（25.2％）といった回答も多くみられた。
夏インターンシップに参加する目的を尋ねたところ、「業界についての情報収集」（37.4％）がもっとも多く、以下「企業についての情報収集」（24.1％）、「早期選考への権利を得るため」（23.3％）、「企業との接点が多いほうが選考に有利なため」（13.5％）、「インターンシップに参加しないと今後のインターンシップや選考に参加できないため」（1.7％）が続いている。
2023年卒学生に、志望業界の夏インターンシップ、志望業界以外の夏インターンシップにそれぞれ参加したことがあるかを尋ねた質問では、志望業界のインターンシップに参加したことが「ある」という回答は84.5％、志望業界以外の夏インターンシップに参加したことが「ある」という回答は70.5％だった。
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