すららネットが開発・展開しているクラウド型学習システム「すらら」の導入塾数が、2月末現在で775校となった。
すららは、導入塾数増加の要因の1つとして、岐阜県大手のリード進学塾や、愛知県で64校舎を擁する野田塾が新年度から「すらら」を活用するなど、地方の中堅・大手学習塾チェーンによる導入の拡大を挙げる。
学習塾業界は、講師の採用難や個別指導業態のコモディティ化といった環境変化による変革期に入っており、ICTを活用して講師の教務品質や人数に依存しない手厚い個別指導や、過疎地など未出店エリアへの進出を加速しているという。
2つめの要因としては、これまで教科学習サービスを提供していなかった施設や法人や異業種の中小企業が、「すらら」のようなアダプティブな機能を備えたICT教材を活用して学習サービスを提供するという、民間教育の提供者の多様化が挙げられる。
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