日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は、教育関係者向けに、2022年度情報教育対応教員研修全国セミナー「主体的に調べること・読むことを、日常のなかに ~1人1台端末という環境はなにをもたらすのか」を、8月23日にオンラインで開催する。参加費は無料。
本セミナーは、学校でのよりよい教育の実現に向けて教育の情報化を推進しているJAPET&CECが主催しており、児童書などの出版事業や子どもの学び事業を展開するポプラ社がセミナー開催に協力している。ポプラ社は、学習環境の急速なデジタル化に対応し、子ども一人ひとりが自分の関心に沿った「読書体験」や「探究体験」を得られることを目指し教育ICT事業に取り組んでいる。
1人1台端末という環境の中で、主体的・対話的で深い学びを進めていくには、従来の書籍をベースにした調べるスキルや読書体験のあり方を再認識しながら児童生徒がさまざまなリスクを回避しつつ端末を十分に活用できるよう、教育に携わる大人たちが備える必要がある。
本セミナーでは、帝京大学教育学部教授の鎌田和宏氏と岐阜聖徳学園大学DX推進センター長/教育学部・教授の芳賀高洋氏を講師に迎えて講演を行う。また、ポプラ社が小中高等学校向けプラットフォーム「MottoSokka!(もっとそっか!)」を通じて提供する、電子書籍読み放題サービス「Yomokka!(よもっか!)」、学習応援サービス「Sagasokka!(さがそっか!)」を導入する学校・自治体関係者が、活用事例などを紹介する。
参加対象は、自治体(教育委員会)関係者、小中高等学校管理職・教職員、図書館関係者。
開催日時は8月23日の10時15分~11時45分(開場10時~)で、参加には事前の申し込みが必要。セミナーは、ZoomとYouTubeLIVE上にて限定公開する予定で、後日アーカイブ視聴も利用できる。
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