学情は、2023年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「選考参加社数」に関するアンケート調査の結果を7月11日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、6月3日～17日の期間に行われ、628名から有効回答を得ている。
調査対象者に、プレエントリーした社数を尋ねたところ、「11～20社」（19.7％）がもっとも多く、「6～10社」（17.8％）がそれに続いた。「2社以下」は14.8％、「3～5社」は16.1％と、約半数となる48.7％はプレエントリー社数が10社以下であることが明らかになっている。
セミナー・会社説明会に参加した社数を尋ねた質問では、「11～20社」（21.3％）が最多となり、「6～10社」（20.5％）がそれに続いた。「2社以下」は14.5％、「3～5社」は15.4％と、半数超はセミナー参加社数が10社以下となっている。
選考に参加した社数は、「3～5社」（25.8％）がもっとも多く、「2社以下」（23.7％）がそれに続いた。約半数が選考参加社数「5社以下」であり、「10社以下」は68.4％となっている。
いつまでに就職活動を終えたいかを尋ねたところ、「夏休みが始まるまで」（40.1％）が最多で、「6月末まで」「夏休みが終わるまで」（どちらも20.2％）がそれに続いた。学生からは、「納得できるまで続けたい」「自分のペースで頑張りたい」といった意見のほか、「学生最後の夏休みは有意義に使いたい」「学生生活の最後は旅行など、友だちと楽しい時間を過ごしたい」「卒論に専念したい」といった意見も寄せられている。
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