COMPASSは、教科書ポータル「EduHub(エデュハブ)」を提供するこども未来教育協議会に参画したことを、5月20日に発表した。

GIGAスクールの1人1台端末環境において、さまざまなデジタルサービスの導入・活用が学校現場で進む中、2月14日に実施された中央教育審議会初等中等教育分科会デジタル学習基盤特別委員会デジタル教科書推進ワーキンググループの中間まとめ案では、デジタル教科書を紙と同等の「教科書」として認め、検定や無償給与の対象としていく方針が示されており、今後教育現場での選択肢が広がることが期待されている。
COMPASSでは、学校教育で主に使用される教科書と教材がシームレスに接続することは、子どもたちの「個別最適な学び」に必要不可欠ととらえている。そのため、文部科学省検定済の教科書に準拠した問題を、同社が提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」のAIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて出題し個別最適に学ぶことができる「キュビナ 教科書×AI コンテンツ」を2023年11月より順次リリースしてきた。
今回、教科書と教材の接続をさらに一歩進めるため、こども未来教育協議会に参画し、キュビナのAI型教材とEduHub、およびEduHubと接続されているデジタル教科書との連携について検討していく。デジタル教科書と、教科書に準拠した問題を搭載したキュビナのAI型教材を相互接続することで、双方をシームレスに行き来しながら、より学びやすく、より個別最適な学びにつながる連携などについての検討を進め、子どもたちを中心としたシームレスな学習基盤づくりに取り組んでいくとしている。
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