JMCは、2022年4月より東京都千代田区向けに「ICTカリキュラムコーディネーター」の支援事業を開始したことを、6月21日に発表した。
ICTカリキュラムコーディネーターは、授業でICTを効果的に活用するために、授業の設計段階から支援を行う。2022年度は、千代田区立神田一橋中学校と千代田区立お茶の水小学校に対して、年間指導計画に対応したICT活用目的・活用方法の提案や、教科や学年を横断的に捉えた授業案の検討などの長期的な授業設計を支援する。
千代田区教育委員会事務局は「ちよだスマートスクール」と題した、学び方・教え方・働き方改革を推進するための具体的な17の取組目標を掲げている。千代田区教育委員会事務局とJMCは、目標達成のためにICTカリキュラムコーディネーターとICT支援員を連携させ、千代田区立小・中学校のICT活用を促進する。さらに、ICTカリキュラムコーディネーターが作成したICT活用事例をICT支援員が各学校で案内するなど、「ちよだスマートスクール」の実現を支えていく。
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