塾運営システムを提供するイージアは、リンデンホールスクール小学部とアライアンスを結び、5月12日より「マインクラフト」を使ったプログラミング学習教材「V-code(ブイコード)」を活用した放課後プログラミング講座の提供を開始した。
昨今教育業界では、プログラミング学習への対応が急速に進んでいる。今回リンデンホールスクール小学部では、早い段階から生徒にプログラミングや論理的思考力などを学ばせたいという考えから「V-code」を使った講座を開始するに至った。
「V-code」は、人気ゲーム「マインクラフト」をベースとした、アメリカの教育機関600校以上で導入されているプログラミング学習教材をイージアが日本向けにカスタマイズしたもの。生徒が自分で説明や動画を見ながら進める教材であるため、リンデンホールスクール小学部は生徒の自立的な学習にもつながることを期待している。
本授業は、リンデンホールスクール小学部に在籍する小学3年生以上の生徒が対象。生徒は、「マインクラフト」のワールド上でさまざまなプログラミングスキルを身につけられる。この放課後授業には、イージアの提携塾「新教育Vスタ(ブイスタ)」からインストラクターが派遣され、生徒からの質問やサポートの対応を行うため、初心者でも安心してプログラミングを学ぶことができる。初年度のカリキュラムでは、条件分岐や繰り返しなどプログラミングを学ぶ上で重要な知識を実践を通じて学び、ワールド上に一瞬で建物を建てたり、さまざまな指示を出したりしてプログラミングスキルの習得を目指せる。
イージアは、今回のリンデンホールスクール小学部のほかに、公立の学校での実証実験も行っている。今後は全国の教育機関を対象に、プログラミング教材のみならず英語4技能に対応した「Wイングリッシュ」や、学習マネジメントシステム「anestaPro(アネスタ プロ)」などの提供を推し進めていく。
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