NTT-ATとさくら社、EdTech導入補助金2022の事業者採択を受け「さくさくドリル」「夢中で算数」の導入校を募集

　NTTアドバンステクノロジは、さくら社とEdTechツール導入のためのコンソーシアムを設立し、経済産業省が実施する「EdTech導入補助金2022」の事業者に採択されたことを、6月3日に発表した。補助金交付申請締め切り（第6回）は6月10日。

　今回の「EdTech導入補助金2022」事業者への採択にともない、小学校などの教育機関が本補助金を活用することで、両社が提供するEdTechツール「さくさくドリル」「夢中で算数」を無償で利用できるようになる。

　「さくさくドリル」は、高機能デジタルドリルアプリ「ノウン」で動作する、簡単に「さくさく」楽しく学習できるデジタル学習ドリル。「EdTech導入補助金2022」で無償利用できる「さくさくドリル」の種類は以下のとおり。さらに、児童生徒の学習の進捗状況と、解答・得点・解答所要時間・書き込みなどの学習内容を、教員がリアルタイムで確認可能な学習ツールも利用できる。

• 「さくさくドリル」漢字（小学1年生～6年生）
• 「さくさくドリル」算数（小学1年生～6年生）
• 「さくさくドリル」英単語（英語から日本語、日本語から英語）
• 「さくさくドリル」地図記号、47都道府県、都道府県庁所在地、歴史人物

　「夢中で算数」は、算数の動きを見せることで児童の自発的な理解を引き出す仕掛けを備えた学習ツール。同ツールは小学校の全学年全単元を網羅しており、「EdTech導入補助金2022」では「夢中で算数（＋スタディログ）」が無償で利用できるようになる。

　NTTアドバンステクノロジは、EdTech導入補助金を活用して「さくさくドリル」や「夢中で算数」の導入を希望する教育委員会、小学校などを募集している。補助金対象として採択された場合は、2023年3月末まで無償で利用できる。