東京工科大学は、2022年度の新入生を対象に実施した、コミュニケーションツールの利用状況などに関するアンケート調査の結果を5月23日に発表した。同調査は4月に行われ、1358名から回答を得ている。
調査結果によれば、SNS利用率では「Instagram」(75.3%)が調査開始以来7年連続で増加した。また、1位の「LINE」(99.5%)、2位の「Twitter」(84.5%)も高水準を維持している。
女子では、「Instagram」(90.8%)が「Twitter」(85.2%)との差を広げ、「TikTok」は3年連続で増加した。また「Discord」も増加傾向で、男子の半数以上(53.5%)が利用している。
連絡手段としては、「LINE」(99.2%)が7年連続で95%超となり、「InstagramのDM」(46.0%)は女子が6.2ポイント増、男子が8.7ポイント増で、どちらも最多の増加率となった。「TwitterのDM」(28.5%)、「キャリアメール」(15.6%)、「ショートメール」(15.0%)は、横ばいまたは微減傾向となっている。
通話手段としては、「LINE通話」(94.2%)が3年連続で9割超に達する一方、「キャリアの通話」(30.9%)は微減傾向ながら2020年以降は3割程度を維持、「LINEビデオ通話」(22.6%)は4年連続で2割超、「Zoom」(2.2%)は2年前の4分の1以下となった。
動画配信サービスでは「YouTube」(98.9%)が7年連続で最多となり、「Amazonプライム・ビデオ」(39.7%)は3年連続の増加で、約4割が利用している。また、「Netflix」(21.6%)や「TVer」(20.2%)も増加傾向で、減少傾向の「AbemaTV」(26.7%)や「ニコニコ動画」(24.2%)と同じ2割台となった。
⼊学前にSNSなどで連絡をとりあっている割合は42.5%で、女子では49.6%、男子では37.9%となっている。
電子マネーの利用率は、「Suica/PASMOなどの交通系」(81.2%)がもっとも多く、「PayPay」(30.1%)がそれに続いた。
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