学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関するアンケート調査の結果を5月6日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、4月26日~30日の期間に行われ、543名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、4月末時点の内々定率は前月比で21.9ポイント増の56.9%だった。前年同時期比でも4.6ポイント増となっている。
文理別では、理系の内々定率が71.0%に達しており、文系(49.7%)を21.3ポイント上回った。理系の内々定率は、前年同時期との比較でも7.7ポイント増となり、とりわけ早期化が顕著となっている。
現在の就職活動状況について尋ねたところ、「就職活動をしている」が73.6%を占めており、内々定を獲得している学生も大半は就職活動を継続していることが明らかになった。一方で、「内々定を獲得し、就職活動を終了」も22.9%に達している。
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