Inspire Highは、同社が運営する世界中の創造力と自分をつなぐ10代のための探究型EdTech教材「Inspire High(インスパイア・ハイ)」が、「EdTech導入補助金2022」の事業者として採択されたことを4月21日に発表した。学校・自治体の担当者向けに、同補助金を活用して「Inspire High」を無償導入するための説明会を、5月9日・11日に開催する。
「Inspire High」は、世界とつながる探究的な学びを手軽に教室で実践できるプログラム。小学校5年生~高校3年生の幅広い学年で「総合的な探究の時間」「特別活動」「道徳」「公共」といった授業での活用や、各校独自のキャリア教育およびSDGs教育などに幅広く利用されている。授業の目的やほかの学習内容、空きコマ数など、各校の状況にあわせた利用が可能となっており、動画とプラットフォームで一連の流れを体験できる。
50分1コマ授業の例としては、登場する大人の生き方や考え方をインスピレーションとして、各児童生徒が問題と向き合いながら自身の考えをアウトプットし、全国の10代の考えやアイデアに触れてフィードバックを行いながら学びの振り返りを行う。授業プログラムの内容例は以下のとおり。
- 社会はどう変えられる? オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)
- アイデンティティってなんだろう? エマニュエル・マンクラ(マサイ族長老、ケニア)
- 気候変動をどう食い止める? ジム・ケイシー(消防士、オーストラリア)
説明会の参加対象は、小学校高学年、中学校、高校の教員、都道府県、市区町村教育委員会の担当者で、「Inspire High」を導入したことのない学校限定となる。
説明会では、「Inspire High」の紹介や授業における「Inspire High」活用事例の紹介、EdTech補助金導入手続きに関する説明などが行われる。
開催時間は5月9日・11日ともに16時~17時。
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