シンガポールのManabie International(マナビー・インターナショナル)は、シリーズAラウンドで約15億円の資金調達を実施したことを、4月20日に発表した。
今回のラウンドでは、既存投資家である千葉道場ファンドやジェネシア・ベンチャーズに加えて、新たにグロービス・キャピタル・パートナーズなどを引受先としており、今回の増資によって2019年4月の創業以降、累積調達額は約22億円に達している。
Manabie Internationalは、学習塾・学校・大学などの教育機関に向けて、教務・校務といったスクール教室運営に必要な機能を網羅したDXプロダクトを開発するとともに、業務効率化やデータ活用の推進サポートといった包括的なDX支援をグローバルに展開する。
今回の資金調達によって、プロダクトチームのさらなる拡大と顧客支援体制の強化を図り、日本の教育機関のサポートを充実させていくとともに、海外の教育機関のDXの実現に貢献していく。
Manabie InternationalのCEO 本間拓也氏は、イギリスのオンライン教育サービス企業「Quipper(クイッパー)」を共同創業した人物。Quipperはリクルートに2015年に合併買収され、日本国内では「スタディサプリ」というブランド名で展開されている。2019年にManabie Internationalを創業した。
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