LOGZGROUPは、障がいのある子どもを持つ保護者100名を対象に実施した、「障がい者の社会参画」に関する意識調査の結果を3月24日に発表した。同調査は、3月3日~10日の期間に行われている。
調査対象者に、現状で障がい者の社会参画は十分に機会があると思うかを尋ねたところ、「あまりそう思わない」が46.0%、「まったくそう思わない」が22.0%だった。
現状での障がい者の社会参画機会が十分にあるかに対して、「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」と答えた人に、障がい者が社会参画を行うにあたって、課題となっている点を尋ねた質問(複数回答)では、「サポートが十分ではない」が72.1%、「社会参画の機会が少ない」が58.8%を占めている。
同じく、現状での障がい者の社会参画機会が十分にあるかに対して、「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」と答えた人に、その他の課題を自由に答えてもらったところ、「障がい者受け入れのための企業、法人の設備投資等補助が十分かどうか」「障がい者の社会参加に理解が少ない」などの回答が寄せられた。
障がい者の社会参画・学びの1つのきっかけとして、「プログラミング教育」を行うことに賛同するかを尋ねたところ、「とても賛同する」が33.0%、「少し賛同する」が60.0%に達している。
障がい者の社会参画・学びのきっかけとしての「プログラミング教育」に、「とても賛同する」「少し賛同する」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「社会で活躍できる技術を学べるから」が65.6%、「社会で必要とされていて、社会参画の機会が増えると思うから」が48.4%を占めた。
同じく、障がい者の社会参画・学びのきっかけとしての「プログラミング教育」に、「とても賛同する」「少し賛同する」と答えた人に、その理由を自由に答えてもらったところ、「適正がある人が必ずいるので、生かす機会を増やせる」「よりハンデを感じずに働く機会が得られると思う」などの回答が寄せられている。
自身の子どもがプログラミングなどのIT技術を学びたい場合、応援したいと思うかを尋ねたところ、「とてもそう思う」が50.0%、「少しそう思う」が44.0%だった。
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