SpesDenは、同社が提供する高校生向け授業動画検索サービス「okedou」が、高校の新必修科目「情報I」に対応したことを、3月17日に発表した。
「okedou」は、YouTube上にある、あらゆるレベルや単元の良質な授業動画を効率よく検索できるサービス。無料で利用可能で、授業動画以外は出てこないため、生徒は学習に集中できる。
動画総数は2022年3月時点で4万本を超え、教科書レベルの予習・復習から大学受験対策までさまざまな用途に応じた授業動画を、レベルや単元ごとに検索できるようになった。
高等学校の情報科共通必修科目として、2022年度より「情報I」が導入される中、現場には「情報科目を教えられる教員が不足しており、特定の人に業務が偏ってしまう」「専門的に学んでいないため、教科書の知識をなぞるだけの授業になってしまう」などの課題がある。
これを受け「okedou」は、「情報I」に対応するYouTube上の授業動画を精査して紹介し、単元別・レベル別・用途別などで詳しく検索できるようにした。
「情報I」の学習内容は、テキスト情報よりも視覚的な情報の方が学びやすいテーマが多いため、これらの動画を効果的に利用することで、教員の授業準備の労力を削減でき、生徒もより実践的で活用できる知識を学べるようになる。
特にプログラミングに関しては、PythonやJavaScriptといった実用的な言語を学べる動画も多く探せるため、自主的に学びたい生徒も活用できる。
なお、スマートフォンやタブレット向けには、アプリ「okke オッケ!」も提供されている。「okedou」の動画に加え、公式や用語の辞書、勉強法の記事も合わせて検索可能となる。ファイル機能で、教員から動画などをまとめて共有することもできる。
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