マイナビは、2023年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(3月1日)」の結果を3月10日に発表した。同調査は、3月1日~3日の期間に行われ、5769名(文系男子:1046名、文系女子:3008名、理系男子:711名、理系女子:1004名)から有効回答を得ている。
調査対象者の内々定率は前年比5.1ポイント増の15.1%、平均内々定保有社数は前年比0.1社増の1.5社だった。
未内々定の学生は、現在「エントリーシート提出」「エントリー(プレエントリー含む)」に注力しており、ほとんどの学生はこれから就職活動を本格的にスタートさせていく様子がうかがえる。
就職先として企業を選ぶ際のポイントを尋ねた質問としては、「安定性がある」(66.8%)がもっとも多く、「社風や働く社員がよい・よさそう」「福利厚生が充実している」「待遇面(給与、休日休暇制度含む)がよい」といった回答も半数超に達した。
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)について、アピールできそうなこと/不足を感じていることを尋ねたところ、アピールできそうなこととしては「アルバイト経験」「学業・研究活動・ゼミ活動」が上位を占めている。一方、不足を感じていることとしては、「ボランティア活動」「海外留学」が上位となった。
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