Google Japanは「セーファーインターネットデー」（2月8日）、および日本政府が主導する「サイバーセキュリティ月間」（2月1日～3月18日）の取り組みに参加しており、子どもがテクノロジーを安全かつ最大限に活用できるようにするための、子ども向けインターネットリテラシープログラム「Be Internet Awesome」（日本語版）を、2月8日に発表した。
「Be Internet Awesome」は、オンラインの安全性に関する専門家と共同開発した無料のインターネットリテラシープログラムの日本語版。子どもたちが安心してインターネットを使えるよう、オンラインで安全に過ごすための基本的な知識を身につけることを目的とした、以下の5つのトピックで構成されている。
- Be Internet Smart: Share with Care（気をつけて共有する）
- Be Internet Alert: Don't Fall for Fake（にせ物にひっかからない）
- Be Internet Strong: Secure Your Secret（ひみつを守る）
- Be Internet Kind: Its' Cool to Be Kind（思いやりを持つ）
- Be Internet Brave: When in Doubt, Talk It Out（まよったら話してみる）
「Be Internet Awesome」には、子どもが楽しみながら自発的に学べるオンラインゲーム「インターランド」とともに、保護者や教員向けのさまざまなリソースが含まれる。
「インターランド」は、誰でも簡単にアクセス可能なWebベースのオンラインゲームで、4つのランド（大陸）で構成された架空の世界を冒険しながら、ハッカー、フィッシング詐欺師、オーバーシェアラー（情報を共有しすぎる人）、いじめっ子と出会う過程で「最高」のインターネットユーザーになる（Be Internet Awesome）ためのスキルを磨く。
教員向けのリソースとしては、5つのトピックを網羅するレッスンプランやカリキュラムが用意されている。スライド教材や印刷して使えるアクティビティ用教材、教室での注意事項などがパッケージ化されており、学校ですぐに利用することができる。保護者向けには、家庭におけるテクノロジーとの健全な付き合い方を子どもとともに学べるワークシートなどが用意されている。
なお同社は、子どものインターネットリテラシー向上を図るべく、ARROWSと協力して2019年度から、中学校、高等学校向けに教材提供を行っており、今回この取り組みを小学校向けに拡大し「GIGA 端末を使うときのルールを自分たちで考えよう ―こんなとき、どうする？―」と題した教材提供を開始する。
同教材では、ChromebookをはじめとするGIGA端末を利用するにあたって、身につけるべきモラルと考え方を学習できる。教材の公開は4月を予定しており、専用フォームにて資料請求を受け付けている。
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