paizaは、同社が運営するITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を利用している、エンジニア志望の2023年卒学生を対象に実施した、就職活動に関する調査の結果を1月31日に発表した。同調査は、12月3日~16日の期間に行われ、146名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職活動の各段階をいつから開始したかを尋ねたところ、2023年卒の学生ではこれまで以上に就職活動の早期化が進んでおり、約4割が2021年6月以前から自己分析や企業研究などを始めたと回答。2022年卒学生を対象にした調査結果と比較すると、7.8ポイント増となった。
夏(同年8月)には就職活動を開始する学生が6割に達し、秋(同年10月)までに開始している学生が約8割に達している。一方で、調査時点(2021年12月)に就職活動を始めていない学生は、2022年卒と比較して微減に留まっており、もともと進学を中心に考えている層や進路を迷っている層が該当すると考えられる。
企業へのエントリーや応募の開始時期を尋ねた質問でも、2022年卒学生よりも早期化の傾向がみられるものの、これらは企業側の採用スケジュールに依存する部分が多いため、応募準備と比較すると微減に留まっている。
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