学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「地方企業のインターンシップ」に関する調査結果を1月27日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、2021年12月23日~2022年1月14日の期間に行われ、315名から有効回答を得ている。
調査対象者に、地方の企業のインターンシップやセミナーに、オンラインで参加できる機会があれば参加したいかを尋ねたところ、「参加したい」「どちらかと言うと参加したい」という回答が65.4%を占めた。学生からは、「コロナ禍で帰省しにくいので、オンラインで参加できる機会を積極活用したい」「地域に貢献できる仕事はどのようなものがあるのか知りたい」「大手企業の地方拠点で働くよりも、地元の企業で働くほうが地域に貢献できると思う」「現時点では地方での就職を希望してはいないものの、オンラインで参加できるのであれば、視野を広げるために参加したい」「交通費や宿泊費がかからないので、まずは参加してみたい」といった意見が寄せられている。
地方の企業でインターンシップをする際に希望する仕事としては(複数回答)、「観光や地域振興に関わる仕事」(49.5%)がもっとも多く、「独自の技術を持つメーカーの仕事」(35.0%)、「農林水産業や特産品の製造など地場産業を支える仕事」(30.6%)がそれに続いた。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア