Lentranceは、同社の学習用ICTプラットフォーム「Lentrance(レントランス)」と連動して動作する、学習履歴データ分析基盤「Lentrance Analytics(レントランス アナリティクス)」の商用提供開始を、1月19日に発表した。
これまで「Lentrance Analytics」は、先行開発版として提供されてきたが、実証研究にて得られた知見を反映し、商用サービスとして提供することとなった。第1弾として、出版社向けのサービス提供を開始する。
今回の出版社向けサービスでは、デジタル教科書・教材などの各種コンテンツの利用状況が確認できるダッシュボードが提供される。ダッシュボードではグラフや表によってデータが可視化されており、デジタル教科書・教材が「どのような傾向」で「どの程度利用されているか」を定量的に把握することが可能。また、データをコンテンツ紙面上にヒートマップで表示させることで、利用状況を直感的に把握できる。これらの機能により、コンテンツの制作や改善に定量的な視点を取り入れ、より良いコンテンツ作りに活かせるようになる。
なお「Lentrance」および「Lentrance Analytics」に蓄積された学習履歴データは各種標準フォーマットへの対応が予定されており、校務システムや教育用SNSなど、他社ソリューションとの連携も可能となる見込み。
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