日本スポーツ協会(JSPO)は、2022年度から教員免許状所持者向けの新たな資格として、すでに養成を開始している競技別指導者資格のスタートコーチ資格のひとつ「スタートコーチ(教員免許状所持者)」の養成を開始することを、1月13日に発表した。
本取り組みは、運動部活動改革として運動部活動を地域に移行し「新たな地域スポーツ環境」を構築する取り組みの中で、資質能力を身に付けた指導者の確保・育成が急務となっていることに対応するもの。
養成開始時期は2022年6月ごろを予定しており、講習はオンラインで行われる。カリキュラムは、共通科目スタートコーチ15時間、専門科目4時間以上で構成される。受講条件は教員免許状所持者かつ部活動指導経験者であること。指導期間等は不問で、初任者が部活動の顧問を担当することになり、指導開始直後に受講する場合も受講が認められる。費用は1万4980円(教材代含む受講料が1980円、初期手数料含む登録料が4年間で1万3000円)。更新研修として、有効期限の6カ月前までに最低1回受講が必要となる。
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