AIジャーナリングアプリ「muute」を開発・運営するプロダクトスタジオのミッドナイトブレックファストは、生徒の自己理解力の促進やメンタルヘルス向上を目的とした、学校共同プロジェクト「muute for school β」の開始を、1月11日に発表した。第1弾の取り組みとして、9校の中学校・高等学校と連携し、中学生・高校生を対象にした学校教育における「muute」アプリの活用方法とその効果を検証していく。
「muute」は、自分と向き合い感じていることや思っていることをありのままに書き出す「書く瞑想=ジャーナリング」が行えるスマートフォンアプリ。独自開発のAIが書かれた内容やそれに関連する感情や思考を分析し、さまざまなフィードバックを行うことで、自分の感情や思考、行動を客観的に振りかえることができるセルフケア・サービスとなっている。ユーザーは日々の生活で「muute」を活用することで、今まで気づかなかった自己の感情の揺れ動きや思考パターン、価値観などを発見し、新しい自分に気づくことができる。
今回の「muute for school β」では、プロジェクト参加学校の一部の生徒が、約2週間にわたり「muute」を活用し、個人の自己認識力や非認知能力の変化を検証する取り組みを行う。
実施期間は1月11日~31日で、対象は中学1年生~高校3年生の約200名。実施端末はiPadおよびiPhone。
プロジェクト参加校は、札幌新陽高等学校(北海道)、ドルトン東京学園中等部・高等部(東京)、三田国際学園中学校・高等学校(東京)、日本大学三島高等学校・中学校(静岡)、追手門学院中学校・高等学校(大阪)、大阪夕陽丘学園高等学校(大阪)、常翔学園中学校・高等学校(大阪)、四条畷学園高等学校(大阪)、土佐塾中学・高等学校(高知)の9校。
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