レスポンは、同社が開発・提供する教育機関向けリアルタイムアンケート・出席管理システム「respon(レスポン)」と「Microsoft 365」「Google Workspace for Education」「GakuNin」との連携オプションを、12月20日に発表した。
「教育機関向け respon」は、専用のスマートフォンアプリと連動したリアルタイムアンケート・出席管理システムで、2015年のサービス開始以来、60校を超える大学で導入・運用されている。コロナ禍においては、一方通行になりがちなオンライン授業やハイブリッド授業を、双方向の参加型に変えるツールとして、また視聴・出席の確認・管理ツールとして、活用されている。
さらに2021年からは、来日できない海外の留学生向けにアプリの配信を全世界に拡大し、海外の学生も「respon」を使って、日本の大学のオンライン授業にインタラクティブに参加できるようなった。
今回「教育機関向け respon」は、新たに「Microsoft 365」「Google Workspace for Education」「GakuNin」と連携することとなった。教育機関で広く活用されているこれらのサービスと連携することで、ユーザー認証の連携や、各サービスのファイルにアクセスする機能が実装されるこれにより、教員はクラウド上の動画やファイルを「respon」のアンケートに埋め込んだり、学生は「respon」を使ってクラウド上のファイルを共有したりすることができる。
この連携によって、大学以外の教育機関においても「教育機関向け respon」の活用が大きく広がっていくことが期待される。これらの連携機能は2022年4月より、順次公開される予定。
また、新しい連携機能の提供に伴い、「教育機関向け respon」の販売・サポート体制も刷新される。朝日ネットとの販売店契約は、2022年度(2023年3月)をもって終了となる(「教育機関向けrespon」と、朝日ネットのLMS「manaba」との連携機能は継続して提供)。なお、エデュースとTERADA.LENONとの販売店契約はこれまで通り継続される。
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