日本レジストリサービス(以下、JPRS)は、インターネットに関する教育支援活動の一環として制作した、国別トップレベルドメイン(以下、ccTLD)を一覧にしたポスター「旅するドメイン」を、全国の中学校、高等学校、高等専門学校などの教育機関を対象に、無償で配布することを11月15日に発表した。
この取り組みは、生徒たちが日常的に利用していながら、普段あまり意識することのないccTLDについて、ポスターというツールを用いて理解を深めてもらうことを目的に実施されるもの。
若年層においてもインターネットの利用は当たり前のこととなった一方で、その基盤を支えるドメイン名やDNSについて知る機会や、学ぶための教材は十分ではない。今回配布されるポスターは、ccTLDが割り当てられた国や地域の名前とエピソードを、ccTLDを表す2文字と共に掲載し、楽しみながら学べるものとなっている。
JPRSでは、2019年から同様のポスターを全国の教育機関に配布する活動を行っており、これまでに200を超える教育機関に対して約9000枚のポスターを配布してきた。2021年はポスターの各国・地域のエピソードを一部更新したことに加え、国や地域の特徴的な写真を掲載し、視覚的に楽しむことができるようにしている。
申し込み受付期間は12月15日までで、受け付け後順次発送される。申し込みはメールで行う。受付アドレスなどの詳細は同社プレスリリースページに記載されている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア