NTTPCコミュニケーションズは、埼玉県久喜市教育委員会と共同で、リストバンド型活動量計「みまもりがじゅ丸」のバイタル情報を活用し、学び場における「個別最適な学び」の実現に向けた実証実験を実施することを、11月1日に発表した。
「みまもりがじゅ丸」は、NTTPCコミュニケーションズが提供するリストバンド型の活動量計で、脈拍情報などから子どもたち一人ひとりの状態を把握できる。
同実証では、「みまもりがじゅ丸」によって授業中の子どもたちのバイタル情報を取得するとともに、久喜市教育委員会が授業風景を動画撮影する。
計測したバイタル情報から、子どもたちの集中度合いなどを客観的に取得するとともに、撮影した授業風景の動画と合わせて、時系列比較などを通じて分析する。また、子どもたちにどのような支援が必要だったのかを教員にフィードバックし、個々の生徒に応じた適切な対応を今後の学習へ活かすなどの展開を行う。
久喜市教育委員会は、研究校の選定、分析されたバイタル情報と授業風景を時系列に分析し、NTTPCコミュニケーションズは「みまもりがじゅ丸」の提供と、専門家の協力のもと匿名化されたバイタル情報の分析を担当する。
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