マイナビは、2022年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒大学生 活動実態調査(10月中旬)」の結果を、10月22日に発表した。同調査は、「マイナビ2022」会員である、2022年3月卒業見込みの全国の大学4年生、大学院2年生に対して、10月10日~14日の期間に行われ、2596名(文系男子:547名、文系女子:1086名、理系男子:465名、理系女子:498名)から有効回答を得ている。
2022年卒業予定の大学生・大学院生の、10月中旬時点での内定率は87.2%で、平均内定保有社数は2.3社だった。9月末時点と比較すると、内定率は0.6ポイント増で、平均内定保有社数は変わっていない。
就職活動継続意欲をみると、就職活動を終了した学生は78.9%で、全体の約8割の学生が入社先企業を決めて就職活動を終了した。
就職活動における「対面」「Web」の使い分けについて尋ねたところ、3月1日時点では「全工程(会社説明会~最終面接)をWeb化してもよいと思う」(39.3%)が最多だったが、今回の調査では16.1ポイント減の23.2%となっている。一方、今回の調査では「会社説明会~最終面接前まではWeb化してもいいが、最終面接は対面が望ましいと思う」(31.7%)がもっとも多く、3月1日時点と比較して6.3ポイント増加した。
内定を得た学生に対して、23年卒の就職活動生へのアドバイスを尋ねた質問では、「人との交流機会を持って情報収集を積極的に行うことが大事」という回答が最多となったほか、「Web面接だけでなく対面での面接に慣れる練習も忘れないことが重要」といった回答も寄せられている。
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