John Wiley and Sonsは、主に大学生の学習を支援するアダプティブ・ラーニング教材「Knewton Alta(アルタ)」について、日本国内での提供開始を、10月14日に発表した。
altaは、これまでに全世界で4000万人以上の学習者に使われてきた、Knewtonのアダプティブ・ラーニング・プラットフォーム上で稼働する、統合されたコースウェア(学習教材)。主に大学の数学、統計学、生物学、経済学、化学、心理学のさまざまな講義を支援するコースをオンライン形式で提供している。
これまで同社は、北米の大学の多くの学生の目標達成を助けるためにaltaを展開してきた。この度、日本を含むアジア各国でのaltaの提供を開始する。
学生は講義の予習や復習、小テストなどのさまざまな場面で課題に取り組みながら、学習を進めることができる。テキストやビデオ、例題や評価など、altaのすべてのコンテンツは学習目標に即して整理されている。つまずきの原因をKnewtonのアダプティブ・ラーニング・プラットフォームが診断し、一人ひとりが必要とする内容をふさわしいタイミングで提示する。
教員はカリキュラムや講座の方針に合わせて、altaが提供するコースを柔軟にカスタマイズして設計できる。一人ひとりの学生の進捗状況や習熟度について、つぶさにかつリアルタイムに把握することが可能となる。
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