スピークバディは、同社が開発・運営する「AI英会話スピークバディ」およびオンライン英語コーチング「スピークバディ パーソナルコーチング」を始めるユーザーが実施する、レベルチェックテストの分析結果を10月12日に発表した。同分析は、9月1日~10月4日の期間に行われたレベルチェックテストを対象にしている。
分析結果によれば、ユーザーの46.4%が「日常の場面で使いたい」という目的で英語学習を行っており、24.7%が「ビジネスの場面で使いたい」と回答した。
スピーキングレベルを「発音(pronunciation)」「流暢さ(fluency)」「正確性(accuracy)」「表現の幅(range)」「文章構成(volume)」の5つの項目に分けて、それぞれ10段階で評価したところ、平均スコアは「発音(pronunciation)」「流暢さ(fluency)」が高い一方で、「正確性(accuracy)」「表現の幅(range)」「文章構成(volume)」は低い傾向がみられる。
CEFR-Jのレベルに準拠した分析では、60.8%が「会話が苦手(CEFR-J A2-2以下)」であると判定され、「日常会話レベル(CEFR-J B1-1・B1-2)」判定は31.5%、「ビジネスレベル(CEFR-J B2-1以上)」判定は7.7%に留まっている。
レベルチェックテストを受けた人のうち、「過去の英語の試験結果」の質問に対して「TOEIC945点以上・英検1級」と回答した304名に関して、英語学習の目的やレベルチェックテストの結果について分析したところ、63.8%が「ビジネスの場面で使いたい」という目的で英語学習を行っていることがわかった。
また、54.6%が「ビジネスレベル」(CEFR-J B2-1以上)未満の英会話力であると判定されている。
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