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関西大学が新型コロナにおける学生アンケート第3弾の結果を発表、最も学習効果の高い取組みは「教員からのフィードバック」

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2021/10/11 07:00

 関西大学は、同学に在籍する学部生を対象に実施した、新型コロナ禍2年目のアンケート第3弾を、10月7日に発表した。同調査は、7月5日~30日の期間に行われ、5591名から回答を得ている。

 調査結果によれば、授業形態別の満足度は対面授業が61.1%、リアルタイムが49.3%、オンデマンドが70.3%、教材提示が49.4%で、理解度は対面授業が74.6%、リアルタイムが63.6%、オンデマンドが70.6%、教材提示が51.8%だった。

 春学期における履修科目の対面/遠隔の割合は、対面授業が58.3%、遠隔授業が41.7%となっている。

 授業の「満足度」「理解度」ともに前回調査と比較して約14ポイント増加しており、「対面授業で困っていること」では「一方的な講義が多い」という回答が前回調査より22.7ポイント減の約15%となったことから、授業運営の課題でもあった「双方向性の確保」に関して、大幅な改善傾向がみられた。また、「質問がしにくい」「先生の指示がわかりにくい」といった項目も前回調査より2~3ポイント減少しており、同学では全体的な満足度向上につながったと推察している。

 一方で、「学習意欲や学習効果を高める上で効果的な方法」を尋ねた質問では「教員からのフィードバック」が最多となった。

 遠隔授業の「満足度」「理解度」は、オンデマンド型がどちらも高く、依然として自身のペースで学習できる利便性をメリットに考える学生が多い。しかし、2020年度春の第1弾調査で約80%の学生がストレスを感じていた「課題の多さ」は減少傾向にあり、遠隔授業への慣れやハイブリッド教育による対面・遠隔の科目バランスが影響していると考えられる。

 クラブやサークルなど課外活動団体への所属率は、新型コロナ禍前の約60%から約10ポイント減の50.1%となり、同学では2020年・2021年はは例年規模の新歓行事が開催できなかったこと、また普段から活動制限があることなどが学生の選択に消極的に働いたのではないかとみている。

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