学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「DX」に関する調査結果を9月9日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、8月16日~9月2日の期間に行われ、467名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職活動において企業がDXを推進していることを知ることで、志望度が上がるかを尋ねたところ、「志望度が上がる」「どちらかといえば志望度が上がる」と回答した学生は49.6%に達した。具体的には、「企業の成長には、DX推進が不可欠だと思う」「デジタル技術やデータを駆使することで、よりニーズに合ったサービスが提供できると思う」といった回答が寄せられたが、「実際にどのようなDXに取り組んでいるのかによって、志望度は変わる」といった意見も寄せられている。
企業のDXに関する取り組みを、就職活動において意識するかを尋ねた質問では、「意識する」「どちらかといえば意識する」という回答が35.1%となり、「デジタル強化は不可欠だと思う」「企業がDX推進にどのように取り組んでいるかを知ることで、企業がどの事業分野を強化しようとしているか推し量れると思う」といった回答が寄せられた。
DXに関するスキルや知識を身に付けたいかを尋ねたところ、「身に付けたい」「どちらかといえば身に付けたい」が74.1%に達しており、「今後必須のスキルになると思う」「デジタル領域に強いと、仕事の選択肢が増えると思う」といった回答が寄せられている。
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