CCCマーケティングカンパニーは、同社が運営するCCCマーケティング総研が、小学生・中学生・高校生の子どもを持つT会員1525名を対象に実施した、子どものオンライン学習に関するアンケート調査の結果を、8月3日に発表した。同調査は、6月24日~29日に行われている。
調査結果によれば、約6割の子どもが学校・学習塾・自宅での学習のいずれかで、オンライン学習の経験があると答えている。学年別では小学生(65.0%)がもっとも多く、場所別では「塾の授業・指導」(55.6%)が最多だった。また、半数近くが子どものオンライン学習に対して「もっと普及すべきである」と考えており、子どもがオンライン学習を経験している家庭では、55.5%に達している。
子どもの学習において「オンライン学習」と「従来の紙の教科書や問題集を使った学習」のどちらがよいかを尋ねたところ、「オンライン学習」が26.5%、「従来の紙の教科書や問題集を使った学習」が73.4%だった。
子どもがオンライン学習をする際の困りごととしては、「子どもの視力が悪くなりそう」(44.4%)、「子どもが勉強と関係ないサイトやSNSを利用したり、ゲームをしてしまう」(31.0%)が上位を占めている。子どものオンライン学習やIT機器の利用に関する考えでは、「インターネットやSNSを使うことの危険性を学校で教育すべきだ」「子どもがパソコンやタブレット、スマートホンを使うにあたっては、親が利用時間など利用を管理する必要がある」が7割前後に達した。
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