クラレは、今春小学校を卒業した子どもと、その保護者を対象に実施した「将来就きたい職業」と「就かせたい職業」に関するアンケート調査の結果を、7月9日に発表した。同調査は、1月中旬~3月中旬に行われ、男の子とその保護者各506名、女の子とその保護者各527名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、男の子が将来就きたい職業は、1位が前年に続き「スポーツ選手」で、サッカー(44.7%)が昨年1番人気だった野球(23.5%)を大きく上回った。eスポーツは8.2%で、テニスやバスケットボールを追い越している。
2位は「研究者」で、「海洋生物学者」「天文学者」「製薬研究員」といったジャンルがはっきりしている回答も48.5%に達した。
男の子の保護者が子どもに就かせたい職業は、前年に続いて「公務員」が1位で、「会社員」が前年の7位から2位にランクアップしている。
女の子が将来就きたい職業は、1位が「看護師」で、「医師」(9位)、「薬剤師」(6位)、「医療関係」(9位)と、10位以内に医療職が4つランクインした。
8位の「芸能人・歌手・モデル」は、前年からもっとも比率が上昇し、中でも「声優」(48.0%)が最多となっている。
女の子の保護者が就かせたい職業は、1位が「看護師」、2位が「公務員」、3位が「医療関係」、4位が「薬剤師」と、こちらも医療職の人気が高かった。
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