KIRU合同会社は、今年3月にBizWorld.orgの日本代理店として独占契約し、テスラ・スカイプ・Twitterなどの初期投資家が作った、小学生から学べる起業家教育プログラム「BizWorld」を提供する。
今回、日本初導入となる「BizWorld」は、アメリカシリコンバレーの有名投資家Tim Draper(ティム・ドレイパー)が、当時娘が熱中していたミサンガ作りをヒントに開発した小学生向けの起業家教育プログラム。小学生でも、起業から資金調達、マーケティング財務まで会社経営の全てを体験することができる。すでに100か国68万人が受講しており、20年以上の歴史を持つ。
このプログラムでは仮想通貨を使用し会社経営を行い、株の売却や融資など最良の資金調達方法の選択など複雑な決断を通してクリティカルシンキングを培う。また、従来、日本で実施されてきたようなアイデア出し、企業へのプレゼンに留まらず、起業からビジネスプランの作成、資金調達、マーケティング、販売など会社経営の全てを体験。財務諸表の管理や株の売買も体験できる点が特徴。
実際に体験した80%近い学生が、いわゆる21世紀スキルと呼ばれるコラボレーション力・クリティカルシンキング力・コミュニケーション力・リーダーシップ力が上がったと回答しており、数学の重要性など、学校の授業と実社会とのつながりを理解していると答えている。
高知県の土佐塾中学・高等学校が日本初の導入校として、今年4月からプログラムに取り組んでいる。
今後日本では、「BizWorld」プログラムを自治体、学校法人、塾などへ提供する他、「BizWorld」の認定フェローとして、子供達にアントレプレナーシップを教えることのできる講師の育成を目指す。6月13日に説明会を実施し、7月に講師育成講座を開講予定。説明会の詳細は、下記申し込みページで確認できる。
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