学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「ジョブ型採用」に関する調査の結果を5月26日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、4月21日~5月17日の期間に行われ、575名から有効回答を得ている。
調査対象者に、「ジョブ型採用」に興味があるかを尋ねたところ、「興味がある」(34.3%)、「どちらかと言えば興味がある」(40.7%)を合わせた、75.0%が「ジョブ型採用」に興味を持っていることがわかった。学生からは、「希望の職種で入社できるほうが、キャリア形成をしやすいと思う(文系・クリエイティブ系職種希望)」「入社後の職種や仕事が決まっていたら、早めに社会人になる準備ができると思う(文系・企画系職種希望)」「仕事内容が明確なほうが、ミスマッチがないと思う(理系・技術系職種希望)」といった意見が寄せられている。
「ジョブ型採用」に興味を持っている理由としては、「どんな仕事をするかが明確だから」(63.6%)がもっとも多く、「配属される部署が決まっているから」(48.7%)、「学んだことやスキルを活かせるから」(32.9%)がそれに続いた。
「ジョブ型採用」を実施している企業があれば、プレエントリーしたいかを尋ねた質問では、「プレエントリーしたい」「どちらかと言えばプレエントリーしたい」を合わせた回答が71.1%に達している。
「ジョブ型採用」のインターンシップに、「参加したい」「どちらかと言えば参加したい」と回答した人は83.9%に達しており、学生からは「希望している仕事に、自身の適性があるかを確かめたい(文系・企画系職種希望)」「仕事を具体的に経験できると、働くイメージを持ちやすい(文系・クリエイティブ系職種希望)」「実際に体験できると、志望理由も明確になると思う(理系・企画系職種希望)」といった意見が寄せられた。
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