レアジョブの法人向け事業子会社であるプロゴスは5月12日、東京外国語大学と日本語スピーキング力アセスメント(測定)にかかわる事業の共同開発について、基本合意を締結したことを発表した。
人口減少に伴う労働力確保の課題を解決するため、外国人材の活用が重要になる一方で、現状、在留資格や就労ビザを取得する際に日本語を話す力を測定・証明する必要がないことから、来日後に日本でのコミュニケーション能力で課題が発生することが少なくない。また、来日後の日本語の学習コストや学習機会の問題も発生している。
レアジョブグループではこれまで、東京外国語大学の教授でもあり、日本におけるCEFR研究の第一人者でもある投野由紀夫教授の監修のもと、短期集中型の「スマートメソッドコース」や、ビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS」の開発を進めてきた。
今回も同大学の高い教育的知見と、プロゴスのアセスメント事業の実績を組み合わせることで、社会課題を解決する日本語スピーキングアセスメント事業の展開を目指す。
今後は、アセスメントプログラムに加え、4月に発表された日本語教育の実績を持つJELLYFISHと設立する新会社において、日本語スピーキング力研修プログラムの開発を進めるとしている。
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