アルプス システム インテグレーションは、クラウド型セキュアWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection(インターセーフゲートウェイコネクション)」の管理機能を強化し、4月19日にアップデートを配信した。
「InterSafe GatewayConnection」は、WindowsとiOS、ChromeOSの3OSに対応しているWebフィルタリングサービス。GIGAスクール構想向けには特別価格で提供されている。
今回のアップデートでは、以下4つの新機能が追加される。
【1】導入時のデバイス管理機能
アプリのインストールとセットアップが完了したデバイスの情報を、管理コンソールで一覧表示する。検索と一括出力にも対応しているため、導入時のデバイス管理として利用することができる。
【2】端末インストール時のアカウント・グループ自動登録機能
Windows端末へのインストール機能を拡張し、導入時のアカウント仮登録や自動グループ振り分けが可能となる。「InterSafe GatewayConnection」はChrome管理コンソールやMicrosoft Intuneによる遠隔キッティングに対応しており、本機能や【1】のデバイス管理機能を併せて活用することで、端末導入時の工数を大幅に削減する。
【3】フィルタリングキャンセラ機能(オンプレミス製品との連携機能)
校内ネットワーク接続時は「InterSafe GatewayConnection」のWebフィルタリングを停止し、プロキシサーバーのWebフィルタリングを適用することができる。「InterSafe WebFilter」など導入済みオンプレミス製品と併用する場合に有効。
【4】特定通信のアクセス制御機能
アプリケーションやローカルネットワーク・専用ドメインなど特定ホストへのアクセスに対するWebフィルタリングを無効化する。これにより、学習支援システムやWebサービス利用時のパフォーマンスが向上する。
なお、新機能では【2】のみがWindowsのみに提供され、【1】【3】【4】はWindowsとChromeOSを対象に配信される。iOSへの対応は6月ごろを予定している。
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