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大学入学共通テストにおける「情報」教科の採用で、保護者のプログラミング学習検討は7割超に

 GMOメディアは、同社が運営するプログラミング教育ポータルサイト「コエテコ byGMO」が、小学生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「大学入学共通テストに関する調査」の結果を、4月14日に発表した。今回の調査は、大学入試センターが、2025年の大学入学共通テストより教科としてプログラミングを含む「情報」を採用したことを受けて実施されたものとなる。

 同調査は、3月19日~25日の期間に行われ、849名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、大学入試共通テストに「情報」が教科として採用されることを知っているかを尋ねたところ、「知っていた」という回答は25.7%となり、2020年11月に実施された「大学入学共通テストへの『情報』教科の採用」における保護者の認知度(24.3%)とほぼ同等だった。

 大学入試共通テストに「情報」が教科として採用されることを、「知っている」と回答した保護者に、「発表を受けてのプログラミング教育への関心度の変化」を尋ねた質問では、「高まった」が28.9%だった一方で、「とくに変わらない」は62.8%に達している。

 発表を受けてプログラミング学習を検討するかを尋ねたところ、「検討する」は70.6%に達し、2020年11月調査(66.0%)から、4.6ポイント上昇した。

 プログラミング学習を「検討する」と答えた人に、プログラミングスクールへの通学を検討するかを尋ねた質問では、「検討する」が52.6%となっている。

 また、教育に関して何らかの情報収集を行っている保護者は78.2%に達しており、情報収集の方法としては、「インターネット」(49.5%)がもっとも多い。以下「テレビ」(39.6%)、「塾や学校の先生から」(29.3%)が続いた。

 自身の子どもが現在、何らかの習い事をしているかを尋ねたところ、81.7%の保護者が「習い事をしている」と回答した。現在行っている習い事としては「スポーツ」(38.5%)がもっとも多く、「学習塾」(25.4%)、「英会話」(21.9%)がそれに続いている。

 子どもの習い事に払っている、1か月あたりの金額を尋ねた質問では、「2万1円以上」(27.4%)が最多で、以下「5001円~1万円」(24.1%)、「1万1円~1万5000円」(20.6%)が続いた。

 子どもの習い事に払える、1か月あたりの金額としては、「2万1円以上」(24.9%)、「5001円~1万円」(18.6%)、「1万1円~1万5000円」(17.6%)が上位を占めている。なお、子どもの習い事に払える1か月あたりの金額の平均は1万2284円と、実際に習い事に払っている金額よりも2013円多かった。

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https://edtechzine.jp/article/detail/5513 2021/04/15 10:45

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